子供の成長と共に「モノが増えて困る…」と悩んでいるママ・パパは多いことでしょう。つい捨てられず何年も経ってしまうと、家中の収納庫が満杯になってしまいますよね。
今回は子供の要らなくなったものをどうするのか、一緒に考えていきたいと思います。
どんなものが増えていく?
子供のモノは、赤ちゃん時代から成長と共に必要なものが変化して、どんどん増えていきます。哺乳瓶などのお世話グッズ、洋服やシューズ、おもちゃ、絵本。保育園や幼稚園に通うと、作品なども持ち帰るようになり、小学校では学年ごとに大量の教科書やノートがたまり、習い事用品も増えていきます。
モノの管理をルール化しよう
気が付いた時に整理をしないと、モノはたまる一方です。小学生位までは、親が管理をしていく必要があるので、時期やタイミングを決めて、必要なもの、不要なものを分けるように決めておくと管理が楽になります。例えば…
- 学年があがる時に処分
- 年末の大掃除で一気に処分
- 衣替えの時に翌シーズンに「着れそうor着れない」を分別
ママ友にお聞きすると、だいたいはこのような時期が多いですね。小学生になると前の学年のものを引き続き使うことも稀にあるので、誤って破棄してしまうと大変なことに…。我が家の場合、1年間は保管しておき、学年が上がるタイミングで2年前のものを処分するようにしていました。
「捨てられない」なら、どうする?
不要なものは「今までありがとう」と感謝を込めて潔くゴミとして処分するのが一番スッキリするし、楽な方法です。しかし子供の思い出の品ですから、なかなか捨てられない、まだ使えるから勿体ない、と躊躇してしまうものもあります。そんな時は、どうしたらいいのか。先輩ママ達の意見も聞きながらまとめてみました。
インテリアとして飾る
子供の作品は、しまっておくよりも飾っておくことをおすすめします。玄関やリビングの棚に飾り、お気に入りの絵画はラミネート加工すると劣化や変色が防げますし、額に入れるのも素敵です。額縁は最近では100円ショップでも多彩な素材やサイズが用意され、お手頃価格で購入できるので、紙一枚で壁に貼るよりも断然見栄えがすると思います。
写真に撮る、データ化する
すべて飾ってあげたいところですが、作品はどんどんたまってしまいます。作品収納と決めた場所から溢れていく場合は、写真撮影やスキャンをして、データ化しておくのがよいと思います。データ整理が好きな方は、子供の作品用ハードディスクをつくって、学年ごとに分けて保存しているそうです。これならいつでも思い出を振り返ることができますね。
プリント類はとにかくたまります。幼稚園や学校からのお便りなどはまず紛失防止にスマホで撮影しておくと、必要な時に検索すればよいので便利です。紙類は投げ込み式ファイルに分別し、数カ月ごとに処分するのが楽だと思います。
ファイル収納
学校や習い事関係の大会やコンクールなどの賞状、各種検定の合格証、通信簿なども意外とたまってくるものです。100円ショップなどでも販売されている様々な大きさのファイルに、カテゴリー分けして収納しておくと保管しやすいです。
我が家では、こちらの【サクラクレパスの「がんばったファイル」】を使用していました。A3サイズ20枚収納可能、A4サイズは6つのポケットがあり、学年ごとや習い事の種類で分けるなど、使い方の幅も広がります。小学校6年間分の成長記録をすべて収納できる大容量ながら、本棚にもしまえるので、大変おすすめです。
「お下がり」や「寄付」をする
弟、妹がいない方は、近所のお友達や親戚の子に譲るのが一番よいかと思います。お気に入りの服や靴を仲の良い年下の子に使ってもらえたら、お子さん本人もきっと嬉しいですよね。
身近に譲れる相手がいない場合は、服やおもちゃの寄付を受け付けている団体もあるので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。
フリマアプリを活用!
売ることもできそうなくらい状態がいいものは、メルカリなどの「フリマアプリ」に出品することもできます。知らない相手と取引するのが不安…という方もいると思いますが、メルカリなどでは相手に個人情報を伝えることなく匿名発送を選択することができるので安心感があります。
フリマアプリを利用する際は、出品する洋服の写真を細部まで載せ、汚れや痛みがあっても状態を包み隠さず伝えるとトラブルが少ないと思います。
会社によって手数料や送料が異なり、あまり利益にならないと感じるかもしれませんが、塵も積もれば山となります。売った代金で新しい子供の服や本を購入してあげることもできますね。
フリマアプリ初心者だけど試してみたい…という場合は、絵本や参考書などから出品してみると発送がしやすいので、お試ししてみてはいかがでしょうか。
モノの管理・整理はぜひお子さんと!
小学高学年くらいになれば、徐々に自分のものを自分で管理するようになります。幼児期からモノを整理・処分する際にはお子さんも同席させてあげると、モノの管理が上手な子になると思います。「何で勝手に捨てたの!」といったもめ事もなくなりますよね。「必要なものかどうか」自分で判断できるようになり、きっと整理整頓も上手になるのではないかと思います。
ライター/泉水四つ葉