子どもと一緒に作って食べるたこ焼きパーティー

子どもが主役のホームパーティー、ママ友を招いてのランチ。来客のもてなしが苦手なママ、手が込んだ料理が作れないママも、豪華なごちそうや、かしこまったおもてなしはいりません。たこ焼きパーティーなら、準備も経済的、簡単で盛り上がること間違いなし。 今回はたこ焼き器を使ったアレンジメニューを紹介します。

いろいろな具で好みのたこ焼きを作ろう

たこ焼きパーティーで準備するのは、たこ焼き器です。1000円台から売っています。ガスコンロやカセットコンロに直接のせて使う鉄板タイプやガス式、電気式、ホットプレート兼用タイプなどがありますが、子どもが参加するパーティーなら、火を使わず安全で焦げにくい電気式がおすすめです。

たこ焼きは準備するものが少ないのがうれしいですね。市販のたこ焼き粉があれば、卵、水、具材のみ。一般的な具材は、茹でダコ、ねぎ、紅しょうが、天かすですが、お好みの具材をひと口サイズに小さく切って入れましょう。子どもにも自分の好きな具を入れてもらうと楽しいです。

おススメの具材

〇チーズ(スモークチーズ、ピザチーズ、キャンディチーズなど)
〇ミートボール 〇ベーコン 〇ウインナー 〇生ハム 〇魚肉ソーセージ
〇ちくわ 〇桜エビ 〇たらこ 〇かにかま 〇エビ 〇イカ 〇しらずちりめん
〇たくわん 〇こんにゃく 〇キムチ 〇餅 〇とうもろこし
〇キノコ類(エリンギ、エノキ、しいたけ)
〇プチトマト 〇枝豆 〇水菜 〇アボガド 〇ニラ など

いろいろな具をお好みで。粉には豆腐を加えました

たこ焼きをひっくり返すときは、タイミングが大事。一気にひっくり返そうとせず、生地がまだ柔らかいうちに素早く90度回転させ、さらに90度回転させると、丸い形ができあがります。トッピングは、ソース、マヨネーズ、青のり、かつお節ですが、ポン酢、レモン、しょうゆなど、お好みでどうぞ。

カロリーを気にするママさんが多いときは、小麦粉を減らして絹豆腐を崩して入れるといいでしょう。上の写真は、豆腐と長芋を入れたヘルシーたこ焼きです。焼き時間が多少長くかかりますが、とろりとした感触でおいしいですよ。

米粉やホットケーキミックス、ご飯を使ったアレンジ

普通のたこ焼きだけじゃなく、アレンジたこ焼きにも挑戦しましょう。

米粉でたこ焼き

小麦粉アレルギーの子どもがいるときは、米粉を使います。ただし、製菓用米粉、パン用の米粉には小麦グルテンを添加した製品もあるので確認しましょう。

米粉75グラムに卵1個、水250ml、和風だしの素小さじ2をしっかり混ぜて、油は小麦粉でつくるときより多めに使います。天かすも小麦粉なのでNGですよ。

ホットケーキミックスでおやつ風

ホットケーキミックス粉を使い、ホットケーキを丸形に仕上げます。具に一口サイズに切った魚肉ソーセージを入れて、焼き上がりにケチャップを添えればアメリカンドッグ風。バナナやキウイ、あんこ、チョコレート、ジャムなどを入れるとお菓子、デザートになりますよ。

肉巻きおにぎり

丸いおにぎりを作って豚バラ肉を巻きます

1)ご飯35グラムをラップに包んでピンポン玉のようなおにぎりをつくります。
2)丸いおにぎりを豚バラ肉で巻いて、たこ焼き器で肉に火が通るまで焼きます。
3)焼肉のタレをかけて完成。

おにぎりの具に小梅を入れてもおいしいですよ。

卵チャーハン風ライスボール

ご飯に生卵などを入れて混ぜます

1)ご飯茶碗1杯分に卵1個、塩コショウを入れてぐるぐる混ぜます。

2)ネギ、ウインナー、かにかま、味噌など好きな具材を入れます。

3)油を敷いたたこ焼き器に卵ご飯をそのまま流し入れ、鉄板に触れている面が固まってきたらひっくり返します。塩加減やトッピングなどはお好みでどうぞ。

みんなで作りながら食べる参加型メニューは、ワイワイ盛り上がります。子どもが大勢集まるときは、紙やプラスチック製のコップやお皿を使うと、割れる心配もなく安心で、後片付けもラクです。手をよく洗い、火傷に気をつけて、和やかに楽しみましょう。

※2022年6月掲載の記事を加筆、リライトしました。