親子で挑戦!マラソン大会~エントリー編~

春の訪れを目前に控え「親子で何か挑戦しよう」と思っている方も多いのではないでしょうか。コロナ禍には軒並み中止となっていたイベントも通常開催されるようになり「マラソン大会に出てみたい」と思っているなら、ぜひ今回の記事をチェックしてみてください。

練習継続のコツは「大会出場」

「子供と走ろう!親子マラソンの準備や練習方法は?」では、子どもと一緒にランニングを楽しむための練習方法や準備物をご紹介しました。

ただ「毎朝走ろうと思っても、三日坊主になって続かない…」という方も多いのではないでしょうか。そこで、練習の継続やモチベーションをあげる方法の一つとして、大会に出場してみるもの一案です。

もちろん、まったく運動していない状態で1カ月後の大会に出場するのは危険です。年間スケジュールが公開されているサイトもありますので2~3カ月後の大会をチェックして計画を立ててみてはいかがでしょうか。

どうやってエントリーするの?

大会はどうやって探して、どうやってエントリーすればいいの…という方は、下記のようなサイトから大会を選ぶことからはじめてみましょう。

年間スケジュールや開催県などから選ぶこともできます。気になる大会を見つけたら、上記サイトの会員登録をすればスムーズに申込みができます。

またローカル大会などは、スポーツ店や市の体育館などの受付付近に申込用紙が置いてあることもあります。

大会開催の1~2カ月前が申込締め切りとなるケースが多いですが、人気大会は締切日前に定員に達することもあるので注意が必要です。大会サイトでは人気のある大会ほど口コミも多く掲載されているのでチェックしてみましょう。

初大会は近場で短めの距離を

初めて出場する大会は、出来れば県内で近場の大会が安心です。マラソン大会は朝早くから受付することが多く、慣れない環境と緊張、そして車で移動するだけでも子供は疲れてしまうからです。

小学生なら1~2㎞程で設定されていることが多いですが、欲張らずに短めの距離から挑戦して「走り切った」という達成感を味わうと、次につながると思います。

小さな大会や学年ごとで部門が細かく分かれている場合、走るのが得意な子は入賞ができるチャンスもめぐってきます。「部門」の年齢区分、「表彰」は何位までか…、そのあたりもチェックしておくとやる気もアップするかもしれません。

また「短距離は遅いけど、体力があるから実はマラソンは速かった!」といった我が子の新たな一面を発見するかもしれません。一流のマラソンランナーが、幼少期は100m走が遅かったけど、長距離走に挑戦したらそのままのスピードで走れた!という逸話はよく耳にします。

幼児~低学年なら「親子マラソン」に出てみよう

様々なマラソン大会で、よく「親子の部」という部門が設けられています。小学低学年と保護者というケースが多いですが、中には3歳からなど、幼児さんも出場できる大会もあります。親子で一緒に大会を走ることができるのは、幼少期から学童期の数年しかできないのでおすすめです。幼児期はパパが手を引っ張っていたのに、小学生になったらすっかり先行されるようになってしまった…など、子供の成長を一緒に楽しむこともできます。

我が家も幼少期から親子マラソン大会に出場していましたが、年々速くなる子供に迷惑をかけないように親も練習するようになりました。今思い返しても、とてもいい思い出です。

ドライブや旅行がてらの大会も楽しい

少し大会慣れをしてきたら、隣県などの大会にチャレンジしてみるのも楽しいです。会場までのドライブや、走り終わった後のプチ観光を用意しておくと子供達も大会が楽しみになります。

お休みの日にテーマパークなどに遊びに行くのも楽しいですが、マラソン大会で緊張感と達成感を味わって、温泉に入り、その土地の名所を巡り、美味しいものを食べる…。一石二鳥以上に有意義な時間となりますよ!

参加賞もチェックしよう

大会によっては、様々な参加賞が用意されているので、大会エントリーの際にチェックしてみましょう!

記念Tシャツやタオルといった参加賞が多いのですが、その土地の名産物を参加賞にしている大会もあります。例えば、山形なら6月頃に「さくらんぼ」を参加賞や賞品としている大会が人気で、他にも福島なら「桃」や「ぶどう」、メロンやイチゴ食べ放題…といったユニークな大会もあります。頑張ったご褒美に食べる果物は格別に美味しいので、「参加賞」もお楽しみの一つとして選んでみてくださいね!

パパ・ママも挑戦!その際の注意点

子供が単独で出場し、パパやママも別の部門に出場する場合のチェックすべきポイントは、スタート時間です。子供の部のスタート、ゴールを見守ってから大人の部がスタートするか、大人の部がすっかり終わってから子供の部がスタートするなら、一番安心ですね。慣れるまでは、スタート時間まで準備して間に合うように招集所まで行くだけでも一苦労。お互いのスタート時間を予めチェックして、子供にとって負担がないか確認してエントリーすることをおすすめします。。

初めての大会はとっても緊張すると思いますが、慣れてくると病みつきになる楽しさがあります。マラソン大会に興味がある方は、ぜひ一度思い切って大会にエントリーしてみましょう!

ライター/泉水四つ葉