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公開:2024.3.21

ダンボールで遊ぼう!

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岡沼 美樹恵

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子どもとダンボール

引っ越しや通販などでいつの間にかたまってしまうダンボール。
「かさばるなぁ」と邪魔者扱いして捨ててしまう前に、お子さんと一緒におもちゃを作ってみませんか?
ダンボールは、カッターやハサミなどで裁断ができるだけでなく、クレヨンで色付けもでき、糊やテープで折り紙などをデコレーションすることもできます。ママやパパが切ったダンボールをお子さんが工夫することで、食べ物やお皿を作っておままごと、かっこいい剣を作って勇者ごっこもできます。
また、色とりどりの魚にクリップを付け、磁石を糸先にさげた手作りの竿で「お家釣り堀」も楽しめますよ。ダンボールを使った遊びは無限大。お子さんと一緒に、どんなものを作るのか相談して工作しませんか?

どんなものを作ろう?

<家>

大きさの段ボールなら、お家やトンネルなど大きなおもちゃを作ってみましょう。ダンボールは強度もあるので、大きなおもちゃにもぴったりです。子どもが一度は憧れる“自分のお家”を作ってみてはいかがでしょう。「どんな形や色にする?」「中に何を置く?」「ママやパパ、お友達を呼ぶ?」「おやつを食べる?」など、親子での会話や子どもによる発想が広がっていくでしょう。

<トンネル>

また、大きめのダンボールなら、トンネル作りもおすすめ。梅雨や真冬はなかなか外で遊ぶことができず、家にこもりがち。ダンボールのトンネルをしゃがんでくぐったり、手をついて歩いたりして、お子さんの動きたい欲求を叶えてあげましょう。ただ、ダンボールの切り口が鋭いこともあるので、お子さんの手が触れる切り口部分は養生テープなどで覆うなどの工夫をしましょう。また、お子さんの体重でダンボールが潰れたとしても、ケガをしないような作りにしましょう。

<車や電車>

お子さんが入れるくらいの大きさのダンボールを用意し、フラップ(箱にする際にパタンと織り込む部分)を切り落とし、ハンドルをつけてあげれば、車のできあがり。電車は、本体の両サイドに穴をあけて、担げるように太目の紐を通してあげれば、お子さんが車掌さんになれるダンボール電車になります。切り落としたフラップ部分の形を整えて車体の前面に付ければ、新幹線にもなりますよ。車体にもテープなどを貼りつけて、カラーリングやデザインを楽しんでもいいかもしれませんね。

ダンボール遊びのメリットとは?

幼稚園や保育園などでも多く取り入れられているダンボール遊びは、お子さんの想像力を自由な形にしやすいことはもちろん、素材を手に入れやすく廃棄しやすいこともメリットといえるでしょう。

子どもの成長は早く、興味があるものも日々変化するものです。できることややりたいことが向上していく中で「すぐに飽きてしまった」というおもちゃもあるのではないでしょうか。ダンボールなら、再利用して別のものに作り直せるほか、最終的には資源ごみとして廃棄できます。エコアイテムであるダンボールを利用して、親子で楽しい工作時間を過ごしてくださいね。

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岡沼 美樹恵

大学卒業後、出版社に入社。編集局勤務を経て、1999年よりフリーランスに。以来、「河北新報」「中日新聞」などの新聞、「週刊TVガイド」「S-Style」などのエンタテインメント雑誌、「machinaviPRESS仙台」「河北ウイークリーせんだい」などのフリーペーパー、「手とてとテ」「マイベストプロ宮城」などのウェブ媒体で幅広く執筆活動を続けている。そのほか、観光パンフレット、企業パンフレット、広告コピーなど実績多数。ネットで人気の猫“まる”と“はな”のフォトエッセイ「英語で楽しむ!I am Maru.私信まるです。」(双葉社)では、翻訳と英語解説を務めた。

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