パネルシアターで、子どもの感性を養おう!

みなさんは、「パネルシアター」ってご存じですか?
これは、パネル布を舞台に、絵人形を貼ったり外したり、裏返したり、舞台のあちこちへ動かしながら演じる、子どものための教育エンターテインメントのこと。幼稚園や保育園、児童館などで披露されることもある、この「パネルシアター」を、幼児教育の場に広げていこうと仙台で奮闘しているのが、“あおりんご”さんです。
“あおりんご”さんは「あおりんごパネルシアター」として、オリジナルのパネルシアターのアイテムを制作・販売しています。元保育士・幼稚園教諭だった“あおりんご”さんが、自らの経験を活かし、台本から歌までオリジナルのコンテンツを考案しているのです。

“あおりんご”さんは「小さいお子さんは、“手遊びで生きている”と言っても過言ではありません。手を使うことで脳の発達にもよい効果が望めますし、パネルシアターの視覚効果で想像力を育てるだけでなく、いろいろなことを学ぶことができます。モノの名前もよく覚えることができるようになるんですよ」と話します。
パネルシアターは、先述の通りパネル布に絵人形を配します。ある程度のスペースが必要になるため、“あおりんご”さんは省スペースの「マグネットシアター」も展開。
「パネルシアターの絵人形にマグネットをつけ、ご自宅の冷蔵庫などで遊ぶことができる『マグネットシアター』も制作しています。ママやパパが台所で作業している間にお子さんが冷蔵庫で遊ぶことができたり、冷蔵庫のなかにある食材をマグネットで表現することで食べ物への感謝を教えることもできたりすると思います」。

また、“あおりんご”さんは「パネルシアターやマグネットシアターを通して、たとえば節分やお雛さまなど、日本の伝統を教えてあげることができたらいいなと思っているんです。小さなお子さまがいらっしゃる方、そして幼児教育の現場にいらっしゃる方に、ぜひこの『パネルシアター』と『マグネットシアター』を活用していただきたいです」と話します。
「あおりんごシアター」は、公式オンラインショップのほか、Instagramからどうぞ。そのほかにも、こちらからさまざまなチャンネルをチェックすることができますよ。

大学卒業後、出版社に入社。編集局勤務を経て、1999年よりフリーランスに。以来、「河北新報」「中日新聞」などの新聞、「週刊TVガイド」「S-Style」などのエンタテインメント雑誌、「machinaviPRESS仙台」「河北ウイークリーせんだい」などのフリーペーパー、「手とてとテ」「マイベストプロ宮城」などのウェブ媒体で幅広く執筆活動を続けている。そのほか、観光パンフレット、企業パンフレット、広告コピーなど実績多数。ネットで人気の猫“まる”と“はな”のフォトエッセイ「英語で楽しむ!I am Maru.私信まるです。」(双葉社)では、翻訳と英語解説を務めた。