子供の持ち物への「記名」。方法とコツは?

入学式や入学式を終え、ほっとしたのも束の間、教科書や教材が配られ、様々な持ち物も指示されたのではないでしょうか。

新年度は「記名」という作業が待っています。保育園、幼稚園、小学校も「持ち物にはすべて記名しましょう」と依頼されます。実はコレ、子育てをしているとしばらく続くママやパパの大仕事なのです。

普段から発生する作業だからこそ、スムーズにできる方法やコツを覚えておきましょう!

油性ペンの記名は簡単だけどデメリットも

一番無難なのはやはり「油性ペンで直書き」です。油性ペンなら落ちにくいし、何より簡単です。滲みにくい「布用のマーカー」などの商品もあり、オーソドックスな記名方法ですよね。

しかし、少しデメリットを感じることがあるので参考にしてみてください。

  • 記名を失敗すると見栄えが悪い
  • 数が多いものは書くのが大変
  • 学年があがると学年や組を書きかえられない
  • お下がりで譲る際に名前が消えない
  • 鉛筆などよく触るものは油性ペンでも消えやすい場合も

数が多いならスタンプがラク!

では、油性ペン以外の記名方法も考えてみましょう。

とにかく数がある!という場合は、お子さんのお名前でスタンプをつくってポンポン押していくのもおすすめです。油性で洗濯にも耐えられるインクを選べば、体育着など洗濯するものにも使えます。

ラベルライターが1台あると大変便利!

ラベルライターはお持ちでしょうか?

様々な持ち物、教科書やノートへの記名、ファイルタイトルや収納場所へ貼ることも出来るうえ、何より見た目が美しいです。「子供の記名」という枠を越えて一家に一台あると大変便利なので、まだお持ちでない方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

ブラザー工業の「P-TOUCH CUBE」、キングジムの「TEPRA(テプラ)」、カシオの「ネームランド」など各社から様々な商品が販売されています。スマホでお名前シールを作れる機種もあるので購入の際は比較検討してみましょう。

100円ショップはお名前シールの種類が豊富

100円ショップをのぞいてみると、様々な大きさのシンプルな記名シールや、インクジェット対応で印刷できるタイプ、布製でアイロンやシールタイプなど…様々な商品が販売されています。シールタイプのものに記名をして、どんどん貼っていくのもおすすめです。

算数の授業で使用するおはじきに貼れるくらいの小さなものもあるので、用途をリストアップして探してみましょう。シールを貼るだけならお子さんでもお手伝いできますね。

お下がり前提ならアイロンテープがおすすめ

姉弟がいて、数年後にはお下がりをする前提で使う方、また後々近所のお友達やフリマサイトで譲りたいと考えている場合、体育着などの洋服類やバッグ類ならアイロンテープも便利です。

剥がした後の糊跡が気になる場合は、お名前が書かれた布を軽く縫って使うのもよいでしょう。譲る際に糸をほどけばOKです。。

普段のお洋服にも記名が必要なら裏側についているタグに水に強い小さなお名前シールを貼るのも経験上ベストでした。防水タイプなら洗濯時もあまり取れることなく使い続けることができ、サイズアウトしたら剥がせばよいので大変ラクでした!

鉛筆記名のおすすめは「名入れ刻印」

毎日使う鉛筆は、交換頻度も多く、新しいものは常に「記名」作業が必須となります。我が家は、1年生の時に知人からお祝いで「名入れ鉛筆」をいただいてから、自分で購入する際にも名前を刻印してもらっていました。

入学当初は、無記名の鉛筆に自分で油性ペンで記名したり、シールを貼ってみたり、色々試したのですが、鉛筆にシールを貼るのははがれやすく、ペンで記名してもいつの間にか消えてしまうこともありました。

「名入れ鉛筆」は、刻印なので消える心配もありません。様々な文具店で「無料名入れキャンペーン」を行っている時期もあり、ネットショップでは常に無料で名入れを行っているサイトもあるのでぜひチェックしてみてください。

ステーショナリー ラピス」の名入れ鉛筆は自分用にも、プレゼント用にも利用させていただいたことが何度もありますが、シンプルなデザインから可愛らしいカラーまで揃っていますので、ぜひサイトをのぞいてみてくださいね。

自分の名前が刻印されている名前入り鉛筆は、ちょっと特別感もあって、嬉しいもの。お子さんもきっと大切に使ってくれると思いますよ!

我が家流の記名方法を確立しよう!

「モノへの記名」は子育て中ずっとつきまとう作業となります。一度ハンコを作成しておけば便利ですし、ラベルライターやシール・アイロンテープなど記名グッズをいくつか用意してまとめておくとラクだと思います。油性ペン1本あればOKという方は、いざ書けなくなった時のために予備があると安心ですね。

たかが記名、されど記名です。やらなくてはいけない作業だからこそ、色々な方法を試して我が家流の記名方法を確立してしまえば、きっと子育てがもっとラクに快適になると思います!

ライター/泉水四つ葉