みなさんのご家庭では、お子さんはどこで勉強をしていますか?「最近、子どもの入学前に学習机を用意した」という方もいらっしゃる時期だと思いますが、学習机をどうしようか、どこで勉強をしようか…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は「子供の学習机・学習場所」について一緒に考えていきましょう!
まずは「どこで勉強をするか」考える
最近は子供部屋に「学習机」を用意せず、新築時にリビングの一角にカウンターを設置したり、ダイニングテーブルなどで勉強する「リビング学習」を実施している家庭も多いようです。我が家では、高学年となった今でもメインはリビング学習です。ライフスタイルや子供の性格、メリット・デメリットを踏まえて、どちらが合っているか考えてみるといいですね。
リビング学習のメリット・デメリット
リビングで勉強する一番のメリットは、親子の会話が増えることだと思います。毎日行う音読の宿題も、家事をしながら聞いてあげられます。他にも下記の良い面がたくさんありますよ。
・質問にすぐ答えてあげられる
・見られているため程よい緊張感が生まれる
・子供の得意・不得意を把握しやすい
・子供を不安な気持ちにさせない
・子供部屋で使う学習机の購入が不要
もちろん、デメリットもあるのでチェックしておきましょう!
・テレビの音や会話などで集中力が切れる。また、他の家族が気を遣うことも
・リビングが教材で散らかる
・子供とのやりとりで、家事を中断させられることが増える
・子供への口出しや叱る回数が増えてしまう
子供部屋で勉強するメリット・デメリット
では、専用の学習机を子供部屋に用意して、一人で勉強させるメリットも考えてみましょう。
・静かな環境で勉強に集中できる
・勉強道具がすぐ近くに整っている
・子供に合った机と椅子で姿勢がよくなる
・うまくいけば自分で勉強する習慣がつく
子供部屋での勉強は、環境が整っている一方で、デメリットもあります。
・子供がさびしがる
・勉強をしているかわからない
・すぐ質問ができないので、わからない部分をそのままにしてしまう
・学習机を購入する必要がある
どちらの学習スタイルもメリット・デメリットがあります。一概に「どちらがいい!」という答えはありません。ちなみに、我が家の場合は、メインがリビング学習ではありますが、子供部屋にも簡易な机を置いて、暗記ものやテスト形式の問題、そろばんなど集中して取り組みたい時だけ部屋に移動しています。年齢や成長過程によって、子供と相談をしながら変更していくことが大切かもしれませんね。
次回は「リビング学習」に特化した学習環境の整え方を考えていきましょう。
ライター/泉水四つ葉