継続は力なり!子育て中の運動不足を解消しよう

産後、体型が戻らない。
子育てに追われ、歩く時間すらない。
子育てのストレスでつい食べ過ぎてしまう。
共働き×子育てで忙しく、運動習慣ゼロ。

皆さんは、こんなお悩みや思い当たることは、ありませんか?

20代~40代の女性は(もちろん、男性も)結婚や出産、子育てとライフスタイルが大きく変わり、日々の生活に追われて、自分の時間を持ちにくくなり、運動不足になりやすいといわれています。しかし、運動をしない生活が続くと様々な健康被害をもたらす可能性も…。スポーツの秋だからこそ、ぜひ子育て中も運動習慣をつける様々なアイディアを一緒に考えていきましょう。

子育て中の運動効果は?

元々運動嫌いだった方は、特に「子育て中は忙しくて、運動どころじゃない!」と思うかもしれません。しかし、運動する習慣は、健康面だけでなく精神面にも様々な影響を与えてくれます。

健康的で美しい体型維持

産前の体型に戻したり、歪んだ姿勢を整えてくれたり、運動することで体重増加防止はもちろん、健康的できれいな体型維持につながると思います。洋服がサイズアウトすることもないので、無駄な出費も抑えられますね。

生活習慣病の予防

摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、必要以上に脂肪が蓄積すると肥満につながり、糖尿病や高血圧という生活習慣病を発症するリスクが高まります。過度な食事制限はストレスになる場合もありますので、適度な運動をして、バランスの良い食事をとることが生活習慣病の予防にも効果的ですね。

筋肉量アップ&体力増進

年齢に伴い、筋肉量は低下していきます。移動で車ばかりを使う方で歩く習慣すらもない場合は、筋肉が急激に落ちる可能性も。お子さんの元気に負けないよう、運動によって筋力量、体力、丈夫な身体を維持していきましょう。

肩こり、腰痛、冷え性を改善

運動不足で、筋肉量が低下すると、肩や腰回りの痛み、冷え性が悪化する可能性も。運動を取り入れることで予防や改善ができることもあります。

ストレス発散!

子育て中の運動による一番の効果は「ストレス発散」かもしれません。些細なことでイライラしてしまうことも、運動することでスッキリ!家族や周りの方にも優しく向き合うことができるかもしれませんね。

子育て中に続けられる「運動」は?

効果があるのはわかるけど、運動が続かない…という方も多いと思います。しかし隙間時間を活用して出来る運動は意外と多いものです。ぜひ生活の中で無理なくできることを見つけて続けてみてください。

子供とお散歩

気分転換ができて、気軽にできる一番の運動はお散歩です。つい近場への移動で車を使ってしまう方も、近所のスーパーや公園、歩ける距離なら保育園や幼稚園のお迎えなど、できるだけ徒歩を心掛けてみましょう。赤ちゃんのうちはベビーカーをおして、お子さんが歩き始めたら、出来るだけ一緒に歩きましょう。親が思っている以上に体力があり、親子で足腰が鍛えられると思いますよ。

赤ちゃんとヨガ

首が座った3カ月頃からはじめられるベビーヨガもおすすめです。動画を見ながら自分で行ったり、習い事で実施している教室もありますし、お出かけが難しい方は自宅でできるオンライン教室もあるようです。

肩甲骨周りや開脚などのストレッチ

子育て中は赤ちゃんの抱っこやストレスで肩こりや腰痛を発症する方も多いようです。特に肩甲骨周りがガチガチに硬くなっている方は要注意。肩甲骨周りを動かすだけでも体調が変わると思います。また、開脚、前屈などの柔軟体操もおすすめ。毎日お風呂上りやお昼寝中に好きな動画を見ながら…など毎日のルーティンにすることが続けるコツ。目に見えて効果があらわれるので楽しいですよ。

スクワットや腹筋などの筋トレ

場所や時間に左右されず、自宅でできるのがスクワットや腹筋、プランクなどの体幹トレーニングです。姿勢矯正や足腰の強化、ポッコリ出たお腹や、浮き輪のようになったお腹周りの脂肪も、燃焼してくれます。2~3日に一度でも良いので、30秒キープする、10回×3セットなど、時間や回数を決めて続けてみましょう。

ランニング

パパがお休みの日や、幼稚園などに行くようになり、時間が少しでも出来たら、ランニングをはじめてみてはいかがでしょうか。はじめはウォーキングからでもOK。お気に入りのウェアやシューズを用意して、好きなコースを走ることで、ダイエットにはもちろん、気分転換にもなります。汗をかくことによる爽快感や、走った後の達成感は病みつきになりますよ。

友人を巻き込んで一緒に続ける

幼稚園に通うようになって時間が少しでもできたら、気の合うご近所さんや、ママ友と時間を合わせてウォーキングしたり、走ったりするのもおすすめ。定期的に人と約束すれば、気分が乗らない時も「少しでも外に出てみようかな」と、継続できると思います。ママ友とランチより、ウォーキングをしながら、おしゃべりしてみてはいかがでしょうか。

運動は生涯大切。無理なく継続しよう

高齢の方でも、日ごろから散歩やランニングを継続している方は、健康的で姿勢もよく、お肌の張りもあり、年齢を感じさせない若さで、驚いたことはありませんか?

現在、運動習慣がない方も、この子育てライフを機に、ぜひお子さんと一緒に運動することを意識してみてはいかがでしょうか。ポイントは無理なく、自分のペースで続けること。

運動が好きなママ・パパを見ていれば、お子さんもきっと「運動好き」になると思いますよ。

ライター/泉水四つ葉