父の日に“ありがとう”を伝えよう!年齢別・手作りプレゼントアイデア集

6月の第3日曜日は「父の日」。日々仕事や家事、育児に頑張るお父さんに、「ありがとう」の気持ちを伝える大切な日です。母の日に比べるとやや影が薄くなりがちな父の日ですが、だからこそ子どもと一緒に何か心のこもったプレゼントを贈ることで、パパにとって特別な1日になることでしょう。

この記事では、子どもの年齢に合わせた「手作りプレゼント」のアイデアをご紹介。まだ文字が書けない年齢でも、親子で楽しみながら作れるアイテムも多数あるのです。準備にそれほど時間はかからなくとも、パパの心にしっかり届く―そんなギフトのヒントをお届けします。

幼児期(2~4歳):親子で一緒に「はじめてのプレゼント」

この時期の子どもは、まだ細かい作業が難しいですが、絵を描いたり、シールを貼ったりといった「手を動かす」ことを楽しむ時期でもあります。ママが少し手伝うことで、十分に「手作りの贈り物」を贈ることができますよ。

手形アート入りメッセージカード

画用紙に手形を押し、そのまわりに「パパだいすき!」の文字と、子どもの名前を添えます。花束やハート型に見立てた手形アートにアレンジするのもおすすめ。数年後に見返したとき、「こんなに小さな手だったんだな」と懐かしむこともできますよ。

似顔絵マグカップ(市販のキット活用)

最近では、白いマグカップに専用ペンで絵を描いて焼きつけるキットが手軽に購入できるのをご存じですか?まだ顔の形がうまく描けなくてもOK。「パパのおかお!」と言いながら描いた線や色づかいには、何にも代えがたい魅力がありますね。

幼児~低学年(5~7歳):少しずつ「自分でできる」を増やす時期

道具を使った工作にもチャレンジできるようになるこの時期。完成したときの達成感も大きく、子どもにとって自信にもつながります。

お父さん専用コースター

フェルトを切って貼るだけの簡単クラフト。お父さんの好きな色で作ったり、子どもが描いた顔を刺繍したりしても◎。「これはパパのだからね」と使うたびに嬉しくなるアイテムに。

小学校中学年~:言葉で伝える”ありがとう”をカタチに

少しずつ「気持ちを言葉にする」ことができるようになってくる年齢。照れもあるかもしれませんが、「ありがとう」を形にして伝える経験は、子どもにとっても大きな学びになることでしょう。

メッセージブック

ノートや折りたたんだ画用紙に、1ページずつ「パパのここがすごい!」「いっしょに遊んだ思い出」「将来いっしょにしたいこと」などテーマを決めて書く。絵や写真を添えるとより立体的な記念品に。

おつかれさまクーポン券

「肩たたき券」「一緒に散歩する券」「好きなテレビをゆっくり見られる券」など、子どもが考えた“お父さんにしてあげたいこと”を自由にクーポンにする。子ども自身が使うタイミングを決められるのも楽しさの一つ。

父の日は、子どもが感謝の気持ちを学ぶチャンス

プレゼントの豪華さよりも、「パパのために考えて、作った」というプロセスがなにより価値のあるもの。そして、子ども自身が「ありがとう」を伝える体験をすることで、相手を思いやる気持ちや、人との関わり方を学んでいきます。

忙しい毎日の中で、ふと「自分の存在が大切にされている」と実感できる瞬間。それを与えてくれるのが、家族からの「ありがとう」です。

父の日は、パパにとってはもちろん、家族みんなにとっても温かな思い出になるような一日になることでしょう。