子どもの「できる」を増やす、知育玩具とは? <後編>

子どもたちは日々、さまざまな遊びを通して、学び、成長していくものです。わが子の成長を願って、そして楽しそうな笑顔を思い浮かべておもちゃを選ぶのって、楽しいですよね? でも、せっかく選ぶのならば、「できる」を育むおもちゃを選びたいもの。
<前編>では積み木について紹介しました。後編では「音の出るおもちゃ」について解説します。

どんなものを与えてあげる?

お座りができるようになり、両手を使ってものを動かしたりすることができるようになったら、楽器や乗り物のおもちゃなど、ボタンを押したり、動かすことで音が鳴るおもちゃを買い与えてあげるといいかもしれません。親としては、「こんなに大きな音が出て大丈夫?」と思うこともあるかもしれませんが、この時期からいろいろな音に慣れておくことで、お出かけする際の騒音などにも慣れておくことができます。

そして、生後7か月くらいになると、大人の言葉を少しずつ理解し始め、ジェスチャーをしたり、「アー、ウー」などの音を発して自己主張をするようにもなるので、お気に入りのおもちゃをそばにおいてあげましょう。

子どものおもちゃも時代に合わせて変化

1歳から3歳くらいのお子さんでは、大人の真似をしたがるようになります。たとえば、スーパーのレジや、在宅勤務のパパママの様子を見てパソコンなどをいじりたがるようになるかもしれません。スーパーのレジのおもちゃでは、「ピッ!」という商品読み取りの音に加え、キャシアーが開くときの音など、さまざまな音が出ます。パソコンのおもちゃでは、キーボードをたたくと音楽が流れたり、アニメーションが流れたりするものもあるので、お子さんの好きなものを与えてあげてもいいでしょう。

最近では、おもちゃのサブスクサービスも各社から提供されているので、いろいろなものを試してみたいパパやママは、こういったサービスを利用するのもいいかもしれませんね。

ライター/岡沼美樹恵