子ども薬膳で、健やか生活 真冬編レシピ~後編~

「医食同源」の言葉通り、食べるものが健康に与える影響はとても大きなもの。
「子どもにも、体にいいものを食べさせたい!」と考えるママやパパも多いのではないでしょうか。
そこで、漢方理論から導く、この時期、子どもたちに食べさせたい「子ども薬膳」をご紹介。漢方臨床指導士漢方カウンセラーとしてさまざまな人たちの体の不調に耳を傾け、改善へと導いている大町桜花枝さんに、隔月でお話を伺います。
今週は、真冬に積極的に摂りたい食材を活用した、簡単レシピについて伺います。後編は、黒ゴマペーストを使ったレシピです。

簡単黒ゴマ担々麵

腎の動きを助けてくれる「黒い食材」。
中でも黒ゴマは、食物繊維やミネラル、ビタミンも豊富で栄養学的にも優れた食品。外皮が
固いため、生で食べても風味がなく消化もよくありません。すりゴマや、練りゴマで食べると消化も栄養の吸収もよくなります。

そこでおすすめなのが、黒ゴマペーストでつくる「簡単黒ゴマ担々麵」。
豚ひき肉をごま油で炒め、塩コショウを少々。大人はここで豆板醤を入れて炒めてもいいですね。
市販のインスタントラーメン(塩味かごま味を推奨)を作り、黒ゴマペーストを入れます。大さじ1杯くらいが目安ですが、お好みで調節してください。

仕上げに炒めておいた豚ひき肉とゆでたチンゲン菜を盛り付けて完成。

見た目はなかなかのインパクトですが、ゴマの風味が豊かで本当においしいですよ。
インスタントラーメンで超簡単に担々麺ができちゃいます。

取材協力/大町桜花枝さん

ライター/岡沼美樹恵