仙台市が取り組んでいる子どもと子育て家庭のための事業はたくさんあります。子どもに関する行政サービスや施設の情報などを知りたいと思ったときに便利なのが、仙台市公式の子育て情報サイト「せんだいのびすくナビ」です。
仙台市子供未来局とは？
仙台市子供未来局を訪ねました。
仙台市子供未来局は「子どもを産み育てるすべての市民が、仙台で子どもを産んで良かった、育てて良かったと思えるまちづくりを目指す」という「仙台市すこやか子育てプラン2020」の基本理念を具体的に実践する事業を行っている部署です。
①子どもの健やかな成長を支える取り組みの充実、子どもの安全・安心の確保
②妊娠期から出産・子育て期にわたる切れ目のない支援の充実
③地域社会全体で子どもの育ちと子育てを応援する環境づくり
以上の3つを基本的な視点に施策を進めています。
子育て情報やイベントを探しやすい
仙台市は、2021年3月、子育て情報サイト「せんだいのびすくナビ」（URL：https://sendai-city.mamafre.jp/）を開設。仙台市子供未来局、子育て応援プロジェクト推進担当の主査、吉川登さんに話を伺いました。
Q: 「せんだいのびすくナビ」は、誰に向けて、何を目的に運営していますか？
A：子育て家庭の、主に保護者の方が使うことを想定しています。仙台市の公式ホームページの子育てに関するページを、目的ごとに整理・体系化して、短い説明文で分かりやすく提示することが目的のひとつです。
もうひとつの目的は、お出かけの支援です。イベントカレンダーには毎月200件近くの情報を掲載しています。のびすく、図書館、天文台などの市の施設や、民間の子育て支援団体が行うイベント情報を日時やイベントの内容ごとに検索できます。アプリ版は、チェックしたイベントを忘れないようにお知らせ機能のプッシュ通知がついています。
Q: 「せんだいのびすくナビ」の登録者数は？
A：ウエブ版とアプリ版があり、アプリ版のダウンロード数は約4,600件（令和4年10月現在）です。もっと多くの方に見ていただきたいと思います。
Q: まちのびのコラムを読んでいる方にメッセージをお願いします。
A：「行政サービス」をクリックするといろんな行政サービスがでてきますし、例えば「学びたい」「お出かけしたい」「お子さんを預けたい」など、やりたいこと毎に体系化していて、欲しい情報が比較的探しやすくなってると思います。
お出かけやお子さん連れで出かけるイベント情報も豊富に載っていますので、できれば日常的に使っていただきたいですね。
また「せんだいのびすくナビ」は、病院・救急情報、困ったときの相談先なども一覧になっていますので、気軽にご活用ください。
取材協力／仙台市子供未来局子供育成部 吉川登さん
ライター／青葉 桜
