箸の練習はいつから?教える時期と箸の選び方<前編>

日本人が食事の際に欠かせないのが「箸」です。箸の使い方は、大人になってからのマナーにも大きくかかわってくるため、しっかりしつけたいというパパやママも多いのではないでしょうか。子どもに箸の練習をさせ始めるのは、一体いつが適切なのでしょうか?
あくまでも、子どものペースで!

箸の練習を始めるのは、一般的には3歳から4歳くらいといわれていますが、あくまでもお子さんのペースに合わせてあげましょう。発達や発育は、お子さんによってさまざまで、箸の練習を始めるタイミングもそれぞれです。しかしながら、このようなサインがお子さんから出たら、そろそろ準備ができているかもしれません。
① 箸に興味を持つ
大人が食事をする様子を見て、箸に興味を持ったらトレーニング用の箸を用意してもいいでしょう。
② 幼稚園や保育園で箸の練習が始まる
お友達が練習するのを見て、「自分も!」という意欲がわくようだったら、ぜひ自宅でも練習しましょう。
③ 鉛筆で線を描けるようになる
鉛筆で線を描けるようになるのは、子どもの手の成長具合を見極めるひとつの目安です。スプーンやフォークが上手に使えているかどうかもその目安となります。お箸を支える親指や人差し指、中指と手首が発達したら、練習のはじめ時かもしれません。
ライター/岡沼美樹恵

大学卒業後、出版社に入社。編集局勤務を経て、1999年よりフリーランスに。以来、「河北新報」「中日新聞」などの新聞、「週刊TVガイド」「S-Style」などのエンタテインメント雑誌、「machinaviPRESS仙台」「河北ウイークリーせんだい」などのフリーペーパー、「手とてとテ」「マイベストプロ宮城」などのウェブ媒体で幅広く執筆活動を続けている。そのほか、観光パンフレット、企業パンフレット、広告コピーなど実績多数。ネットで人気の猫“まる”と“はな”のフォトエッセイ「英語で楽しむ!I am Maru.私信まるです。」(双葉社)では、翻訳と英語解説を務めた。