「くるとこながまち」とは?<後編>

仙台市在住の未就学児とママ(保護者)の交流の場として月2回程度開催している「くるとこながまち」を主宰するマザー・ウイングの代表理事、小川ゆみさんに立ち上げの経緯などを聞きました。

「私たちマザー・ウイングは、子育て支援のNPO団体で、泉中央にある『のびすく泉中央』の指定管理者として13年前から運営を行ってきて、『のびすく泉中央』はだいぶお母さんたちに知られる場所になり利用者も増えています。

一方、南エリアの長町周辺はお子さんの数が爆発的に増えていて、もともと親子で出掛けられる場所、交流の機会と施設が不足していましたが、コロナ禍でさらに深刻な状況になる心配がありました。また、イベントや外出の機会も減り、ママや子どもたちが集まる場所がなく、子育ての不安や孤立感を軽減したいという思いがありました。

その時期に緊急で募集があったコロナ禍緊急助成金を受けられることになり、乳幼児の子育て支援の拠点『くるとこなまがち』と中高生の居場所『kuruto(くると)ながまち』を立ち上げました。実は助成金の支援は7カ月でしたが、非常に多くの方に利用していただいて、その後も独自で続けることになりました」

「くるとこながまち」開催風景(写真撮影/筆者)

「くるとこながまち」の参加者数を見てみましょう。

令和3年度 26回開催、延べ149組、321人
令和4年度 18回開催、延べ115組、238人

令和3年度に比べて令和4年度は開催回数が減っていますが、参加している人数は増えています。

「くるとこながまち」開催風景(写真撮影/筆者)

「現在、『くるとこながまち』『kuruto(くると)ながまち』はマザー・ウイングの資金のほか、赤い羽根共同募金の募金をいただいて運営しています。会場の森民ビルの家賃や、IKEAさんからの備品提供など、さまざまな方にご協力をいただいていますが、やはり場所と資金の確保が課題になっています。

特に『くるとこながまち』は、コロナ禍で利用者数を制限していることもあり、参加者を募集するとすぐ満員になります。今年の1月と2月には、khb東日本放送のご協力であすと長町1丁目にあるkhb社屋のぐりりホールで『くるとこながまち ぐりりスペシャル』を開催し好評でした。

今後は、khbとの連携で近くのホールを借りて2カ所で開催する予定で、より多くの親子を受け入れることができるので、楽しみにしていてください」(小川さん)。

『くるとこながまち』の最新情報、開催予定などはInstagramでチェックしてくださいね。

施設情報

おやこひろば「くるとこながまち」

取材協力/マザー・ウイング
ライター/青葉 桜