子どもとお出かけ!向山中央公園

梅雨の晴れ間は、外に出て思いきり走り回りたいですね。今回は、仙台市太白区向山の住宅街にあるワンパクキッズが大喜びの公園「向山中央公園」を紹介します。

6月にコラム記事(https://machinobi.jp/1024/)でご紹介した、小さい子どもにやさしいカフェ「Café 1un 2deux 3trois,soleil! (カフェ アン・ドゥ・トロワ ソレイユ!)」のオーナー兼料理人の鈴木靖さんに教えていただいた公園です。

チャレンジ精神を刺激する大型遊具

「向山中央公園」には、向山小学校の南側にあります。車で行く場合はナビを利用して、向山小学校を目指したルートで行くといいでしょう。細い道やアップダウンがあるので気を付けて運転してくださいね。

向山中央公園(引用:Google マップ)

「向山中央公園」は約6haと非常に広い公園です。いろいろな遊びにトライできますが、特に目を引くのはユニークな形をした巨大な遊具です。

公園入口。巨大な遊具のスタート地点

昭和44年に児童公園にて設置されたこの遊具を設計したのは、仙田満氏。広島カープのホームスタジアムのマツダスタジアムなどのデザインをしている、有名な建築家・環境デザイナーです。この遊具の設計は「Challenge(挑戦)、Creation (創造)、Community(社会性)」の3つの「C」がコンセプトにつくられています。変化に富んだ遊具で、思いきり身体を動かして遊べます。

近くにお住まいのBさんファミリーは、ご夫婦と長男、長女の4人で遊びに来ていました。足元がロープで不安定なのでパパとママがしっかり見守って遊具にチャレンジしていました。

Bさんファミリー

遊具の終点には高さ約10m、長さ16mの滑り台があります。

すべり台

すべり台のスタート地点へは階段ではなく、傾斜のあるジャングルジムを上ったところです。高いので見晴らしがいいですが、下を見ると迫力があります。すべり降りた地点はすり鉢状の底なので、小さいお子さんが自力で急こう配の側面を上るのはハードかもしれません。下の土管(円筒状のトンネル)を通り抜けると、比較的傾斜が緩やかなすり鉢状の底に出ることができます。

幼児が楽しめる遊具や広場も

大型遊具は無理をせず、年齢や体力に合わせて遊びましょう。砂場やブランコ、鉄棒、うんてい、幼児向けの複合遊具など、小さいお子さんの遊び場もたくさんあります。

花壇には色とりどりの花も

園内はきれいに整備され、花や自然林に囲まれた芝生広場もあり、森林浴にうってつけです。公園の周りはサイクリングコースになっていて、ボール遊びをしている子どもたちもいます。

春は桜、秋は紅葉がキレイですなので、お弁当とレジャーシートを持参して、家族でピクニック気分で出掛けるのもいいですね。近くにコンビニや自動販売機はないので、飲み物などは忘れずに持参しましょう。

芝生広場
どんぐりの苗

秋はどんぐりの実を拾うことができます。園内には、向山小学校の児童が園内で拾ったどんぐりから苗を育てて東日本大震災で津波がひどかった東部エリアに植栽する「どんぐりの森づくりプロジェクト」を行っています。

ライター 青葉桜

◆◇◆◇◆向山中央公園 DATA◆◇◆◇◆

所在地/仙台市太白区向山3丁目18-1

アクセス/(1)JR仙台駅前より市営バス「八木山動物公園駅行」乗車、「八木山入口長徳寺前」下車 徒歩12分 (2)宮城交通「市立病院(仙台市)行」または「長町駅東口行」に乗車、「八木山入口長徳寺前」下車徒歩12分

開園時間/無休、※管理棟は8:30~17:00、定休は月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始

駐車場/無料駐車場有(20台程度)9:00~16:30※月曜閉鎖

URL/公益財団法人仙台公園緑地協会