お子さんが一生懸命描いた図画や季節の工作。学校や保育園、幼稚園から持ち帰る作品は、大事にとっておきたいものですよね。でも、すべてを取っておくことはなかなか難しく、保管方法や処分について悩むママやパパもいるのではないでしょうか?ここでは、作品の保管についてご紹介します。
捨てられないものって?
なかなか捨てられないものとしては、「母の日や父の日の似顔絵」「かわいい願い事が書かれた七夕の短冊」「画用紙に描いた図画」「水鉄砲など季節の工作物」などが挙げられるのではないでしょうか。
わが子のかわいい作品はどれも残しておきたいもの。しかしながらすべての作品を長期保管することは難しい。けれど、大切なものがどんどん増えていってスペースの圧迫に悩んでいるママやパパも多いことでしょう。。
子どもは画用紙ではないものにもお絵描きをしたりすることがありますよね。そういったものは、スケッチブックに貼っておくと、後からいい思い出になります。
また、年齢があがるにつれてつくってくるものも大きくなる傾向があります。そうした大きな図画や立体作品をなかなか保管できないこともあります。そんなときは、「子どもと一緒に写真に撮る」方法で思い出を残してあげましょう。
立体作品はファイルに入らないので、写真に撮って保管しましょう。撮影する際には、子どもと一緒に収めることで、いつごろ制作したのかもわかって便利です。また、写真をアルバムにしておけば、成長記録としても役立ちます。
残すものは、子どもと相談して決めましょう
衣類ケースなどを作品保管ボックスにすることもおすすめです。このサイズであればA3以上の図や立体作品も形を変えずに収納できます。幼稚園での制作物と通園バッグや制服などを一緒に保管してもいいでしょう。小学校を卒業した後のランドセルなどをミニチュアに加工してくれるところもあるようですので、そうしたものを利用していいかもしれませんね。
作ったばかりのものは、どんなものでも捨てられない子もいるでしょう。その気持ちを大切にするためにも、一時的には保管してあげましょう。1年以上たってから、お子さんが本当に残したいもの、ママやパパが大切にとっておきたいものを話あって、様子を見ながら仕分けします。思い入れがあって、残しておきたいものをじっくり選びましょう。最初は場所も時間もかかりますが、回数重ねることで子どもも慣れてきます。つくったものも大事ですが、お子さんと話し合いながら「ものを大切にするということ」を話し合えるのでおすすめです。
記事監修:整理収納アドバイザー 菅原まき子