魚がキライなお子さんにも魚を食べてもらいたいですよね。魚は嫌いでも、肉団子やつくね、ナゲット風ならパクパク食べてくれるかも。
そこで、今回は手がかからず簡単なのに、経済的で栄養もあって、見た目も可愛いお魚レシピ「はんぺん団子」を紹介します。
はんぺんの栄養は？
はんぺんは、スケソウダラなど魚のすり身にすりおろした山芋を加えて茹でたもの。たんぱく質、炭水化物、脂質、ナトリウム、リン、カリウム、鉄、ビタミンB12、ビタミンE、ナイアシン、葉酸、パントテン酸などさまざまな栄養成分が含まれています。
白くふわふわした食感で、フライやピカタ、チーズ焼きなどにすると、子どもも食べやすいのではないでしょうか。
上は「はんぺん団子」の出来上がりです。早速材料と作り方を見ていきましょう。
はんぺんと家にあるもので手早くつくる
「はんぺん団子」は、安い、少ない材料でつくれます。しかも、はんぺんに入れる具は冷蔵庫や冷凍庫にあるもので代用できます。
【材料】8個分
★はんぺん 2枚
★ミックスベジタブル（冷凍）55ｇ
★カニカマ 2本
★ベビーチーズ 2個
★片栗粉 大さじ2
（お好みで）マヨネーズ、ケチャップ
例えば、ミックスベジタブルの代わりにコーンや枝豆でもいいですし、ベビーチーズは、ピザチーズやスライスチーズ、粉チーズでもOKです。カニカマの代わりにツナもおいしいです。ただ、ミックスベジタブルのように、赤や黄色、緑のようなはっきりした色が入るとおいしそうに見えます。
また、はんぺんには塩分があるため調味料で味付けする必要ありません。
はんぺんと冷蔵庫にあるものでつくる
作り方を紹介します。
【作り方】
1.ミックスベジタブルはパッケージの表示欄を見て説明のとおりに解凍します。（写真は、熱湯に入れて1分弱茹でて水気を切ったものです。）
2.はんぺんをボウルに入れて、フォークなどで粗くつぶします。または、ポリ袋やストック袋に入れて大きな塊がなくなるまでつぶしてもOKです。
3.カニカマ、チーズをミックスベジタブルと同じくらいの大きさに切ります。
4.はんぺんを入れたボウルに、ミックスベジタブル、カニカマ、チーズ、片栗粉を入れて手で混ぜ合わせます。
粘りが出てきたら、肉団子をイメージしてボウル状に形を作ります。お子さんと一緒につくるのも楽しいですね。
上の写真のようなイメージですが、具が表面に飛び出している場合は、軽く押し込むようにします。特にチーズが飛び出すと焼いている間に溶けてしまいます。ボール状というよりは、フライパンにのせるときに上から少し押して平たくすると火が通りやすくなります。
5.フライパンを中火に熱し、油を敷いてはんぺん団子を焼きます。]
焦げないよう注意して、焼き色がついたら裏返します。両面に焼き色がついて中まで火が通ればできあがり。レタスやキャベツの千切りなどを添えて盛り付けましょう。
そのままでもおいしく食べられますが、好みでマヨネーズやケチャップ、しょうゆなどを添えてお召し上がりください。
はんぺんボールは、つくるのが楽しく簡単で、節約にもなり、見た目がカラフルなのでお子さんも喜ぶはず。お弁当やパパのお酒のおつまみにもいいですよ。
ライター／青葉 桜
