子どもの習い事はいろいろありますが、本人がやりたいこと、楽しく取り組めること、得意を伸ばせる習い事だと、いいですね。今回は工作やお絵描き、モノづくりが得意な子どもの習い事にぴったりな、グラスアートや押し花アートが体験できるアートスクール「アトリエHANA」を紹介します。
■ステンドグラスより簡単なグラスアート
一見ステンドグラスのように見えるグラスアートとは、どんなものでしょうか。
「グラスアートはステンドグラスの簡単なもので、ガラス、タイル、鏡などの上に特殊なフィルムを貼って、周りを鉛の線を貼って仕上げるクラフトです」と教えてくれたのは、仙台市太白区柳生にある教室「アトリエHANA」の鷲北英代先生。

アトリエHANAの代表、鷲北英代先生
英代先生は、約20年前から押し花アート(花クラブ)から始めて、グラスアートなど幅広く学び、日本ヴォーグ社インストラクターの資格を取得して、自宅でアトリエHANAを開講。主にグラスアート、押し花アート、キャンドルアートを教えています。
「グラスアートは、誰でもすぐにできます。ただ、フィルムは200色位、鉛の線の太さも2ミリから6ミリまで、色も銀色や金色、ホワイト、ブラックなど何種類もあるので、同じ図案でも何を選ぶかで全く違うものができあがり、個性が出ます。
教室の生徒さんは、グラスアートを部屋の窓や洗面所の鏡、水回りの明り取りの小窓に貼るなど、生活に取り入れている方が多いです。光が当たるとまたグンと雰囲気が変わって癒される感じがします」

ビーズや押し花を使った作品(小学生の生徒さん作)

グラスアート作品(小学生の生徒さん作)
グラスアート教室は、月に2回開講、簡単な作品なら1時間程度で、普通の作品は2カ月程度かかるそうです。
■花に永遠の命を与える押し花アート教室も
押し花アートの体験をさせていただきました。短冊形の紙やコースターに押し花を好きなように配置してからビニールコーティングをして、あっという間に自分の作品が完成。

押し花アート体験で制作。右上が先生のお手本
「花は見るだけでも明るい気持ちになりますし、この花がどんな作品になるのかと想像するのも楽しい。それが花本来の持つ力なんですね。花の命を絶ってしまいますが、押し花にすることで新しい命がよみがえって、永遠の命を花に与えることができるので、花も喜ぶと思います」と英代先生。
「アトリエHANA」の教室には、子ども連れのママさんからお年寄りまで幅広い生徒さんがいて、子どもは小学校1年生の生徒さんもいます。教室では、押し花アートとグラスアートと両方学んだり、押し花とキャンドルを融合させた作品をつくる生徒さんも。

珍しいりんごの花を取り寄せて制作した押し花アート(ベテランさんの作品)
ハンドメイドの習い事は、自分が考えて、丁寧に取り組んだことがデザインという形になる喜びが味わえること。遊びながら夢中になっているうちに、自然と何かを学んだり、工夫したり、想像力や創作力などが身につきそう。お試しコースやゆっくり学ぶコース、インストラクターの資格を取得できるコースなど、自分のペースに合わせて学べます。体験もできるので、興味がある方は問い合わせてみてはいかが。
■□■□ アトリエHANA ■□■□
所在地 仙台市太白区柳生4丁目3-4 パルケデモンターニャ1-101
営業時間 10:00~18:00
不定休
問合せ 090-3732-1585
ホームページ https://atelier-hana87.com/