親子イベント「COLORFUL ADVENTURE」に行ってきたよ!
2025年10月19日(日)、仙台市若林区の「深沼うみのひろば」で「COLORFUL ADVENTURE in 深沼」が開催されました。
荒浜・深沼地区にかつてあった穏やかな光景と賑わいを取り戻し、次世代のコミュニティを目指すプロジェクトとして生まれた「深沼うみのひろば」は、クラブハウスやカフェを併設。「土と、水と、風と遊ぶ。そして大人も子どもも輝く。」をコンセプトとしたアウトドア拠点です。
この場所で3回目の開催となる「COLORFUL ADVENTURE」は、未来の世界からやってきた探検隊「colorlin」のダンスステージや、フェイスペイントやブローチづくり、防災クイズなどのブースが出店され、多くの親子連れでにぎわいました。

このイベントを主宰しているクリエイター集団のCARAV@Nの植田由依さんは「私たちCARAV@Nは、この深沼うみのひろばがここに誕生したときに、オープニングイベントをやらせていただいたんです。そのご縁もあって、春と秋にこの『COLORFUL ADVENTURE』を開催させていただいています」と話します。

「震災で大きな被害を受けたこのまちを、若者や子どもたちの力で明るくワクワクした世界にしていきたいねということで生まれたのが、『colorlin』というキャラクター。未来から来た私たち『colorlin』は、メンバーそれぞれがキャラクターのカラーを持っているんです。その私たちが主催しているのが、この『COLORFUL ADVENTURE』なんです」と、植田さん。
入場料を払えば、どのブースも自由に参加でき、すべて無料で体験できる仕組み。
「協賛企業さまのブースもありますし、『出店したい』と申し込んでくださった出店者さま、私たちが『コンセプトがぴったりだから出てほしい』とお願いした方たちもいます。今回初出店の利府町さんは、松島湾の生き物を連れてきてくれました。深沼は海水浴場ですから、海にふれることができるブースがあるのはとても素晴らしいと感じています。海の生物に直接触れる機会はなかなかないと思いますので、ぜひ楽しんでいっていただきたいですね」

そして植田さんは、「親子で楽しめるのが一番だと思っています。お子さんはもちろんいろいろな体験をするのも楽しいんですけど、親御さんも写真を撮って思い出として残せるイベントが『COLORFUL ADVENTURE』。秋の思い出として、そして子どもたちにとって将来『貴重な体験だった』と心に残るようなイベントにできたらいいなと考えています」と話してくれました。
この「COLORFUL ADVENTURE」だけでなく、「colorlin」はイベントでのパフォーマンスも可能とのこと。子どもたちにカラフルな思い出を残してあげたいという方は、ぜひ「colorlin」の力を借りてみてはいかがでしょうか。
深沼うみのひろば
colorlinのイベント情報などは、公式Instagramへ!
―おまけ―
イベント当日は、仙台市の「グリーンスローモビリティ 海手(うみのて)YURIMOBI」の実証実験も行われていました。深沼が、たくさんの子どもたちの笑顔であふれますように!

大学卒業後、出版社に入社。編集局勤務を経て、1999年よりフリーランスに。以来、「河北新報」「中日新聞」などの新聞、「週刊TVガイド」「S-Style」などのエンタテインメント雑誌、「machinaviPRESS仙台」「河北ウイークリーせんだい」などのフリーペーパー、「手とてとテ」「マイベストプロ宮城」などのウェブ媒体で幅広く執筆活動を続けている。そのほか、観光パンフレット、企業パンフレット、広告コピーなど実績多数。ネットで人気の猫“まる”と“はな”のフォトエッセイ「英語で楽しむ!I am Maru.私信まるです。」(双葉社)では、翻訳と英語解説を務めた。