幼少期からの習慣で「運動能力」を伸ばそう!

お子さんは体を動かすことが好きですか?パパママが運動への苦手意識があると「我が子も遺伝的に運動神経が悪そう…」と思っている方も多いのではないでしょうか。

実は医学的には「運動神経」という言葉はなく「運動能力」という言葉があるそう。遺伝するのは「運動する上での生まれ持った体の作り」であって、それ以上に「幼少期に培われた能力」こそが能力の高さを左右するともいわれています。

今回は、子供の運動能力を高めるために、幼少期や小学生時代にできる運動習慣について一緒に考えていきましょう!

子供が運動するメリット

「運動が苦手」というパパママは、幼少期に運動をする機会が少なかった可能性も。子供が運動嫌いにならないよう、まずは親子で楽しく運動する時間をつくってみましょう。運動は子供の成長にとって多彩なメリットがあります!

身体が丈夫になる

運動をしている子は体力があり、免疫力も高く、身体が丈夫な子が多いようです。運動によって体幹が鍛えられると姿勢もよくなりますし、社会問題にもなっている「子供の肥満」も防止できます。

頭脳や集中力も育まれる

運動習慣は脳の発達によいともいわれています。授業などの座学も実は体力が必要です。体力、持久力があれば、勉強に集中できる時間も長くなりそうですね。

忍耐力など「心」が育つ

運動は、時に楽しいばかりではなく、身に付けるために続ける努力をする、挑戦して成功や失敗をする、勝負に負けて悔しさを味わう、やり抜いた達成感など…心の成長に欠かせない様々な経験もできます。

運動能力を図る目安は?

宮城県内の小中高校では毎年「宮城県小・中高等学校児童生徒体力・運動能力調査」が行われており、我が子の運動能力を数値化して具体的に知ることができます。通称「スポーツテスト」とも呼ばれており、文部科学省「新体力テスト実施要項」の内容にて実施されるもので、調査内容は次の通りです。

  • 握力
  • 上体起こし
  • 長座体前屈
  • 反復横跳び
  • 20mシャトルラン(中高生は持久走と選択)
  • 50m走
  • 立ち幅跳び
  • ソフトボール投げ、ハンドボール投げ

各調査の記録は10点満点で得点がつき、総合得点にてA~Eの評価が決まります。12年間継続して調査が行われるので、体力や運動能力を図る目安にもなります。

走る、跳ぶ、投げるの各種目には全身持久力、敏捷性、柔軟性、筋力、瞬発力、巧緻性など、様々な能力が必要です。「スピードはあるけど体力がない」「投げるのは得意」「柔軟性が低下した」など、個々の特性を発見しながら長所や課題を見つけることもできます。

幼少期から運動習慣。ポイントは「様々な動き」

将来アスリートに育てたい、方はもちろんですが、少しでも運動が得意な子にしてあげたいという場合も、ぜひ幼少期から運動習慣を身に付けることが大切です。上記の「スポーツテスト」からもわかるように、様々な能力をバランスよく鍛えるためにも、一つの運動に偏らず、「様々な動き」をすることがおすすめです。

公園などでの外遊び

一番おすすめなのは、やはり外遊び。特に公園遊びには、走ったり、登ったり、鉄棒や雲梯につかまったり、実は様々な運動要素が凝縮されています。

乗り物で遊ぶ

自転車をはじめ、1歳から乗れる商品もあるトレーニングバイクで遊ぶのもおすすめです。バランス感覚、脚力、瞬発力も楽しみながら鍛えられます。

ボール投げ

野球好きの子はボールを投げる機会が多いと思いますが、意外とやらなくなっているのがボール投げです。キャッチボールやドッジボールなど遊ぶ機会を増やしてみましょう。

小学生ではソフトボール投げよりも扱いやすいボール後方に三枚の羽根を備えた「ジャベリックボール」で投擲距離を競う種目もあるため、投げることが得意な子は挑戦してみてはいかがでしょうか。

トランポリン

全身運動になり、運動不足も解消してくれるトランポリンは、省スペースに置ける家庭用商品も多数販売されています。雨の日でも室内で運動ができるので、年中活躍すると思いますよ。

縄跳び

体幹が鍛えられて、リズム感覚が身に付きます。さらに、前跳び、後ろ跳び、二重跳び、はやぶさ等、様々な技もあるため、挑戦して上達するのも楽しいですよ。

ストレッチや体操

小さい頃は身体が柔らかい子が多いのですが、成長と共に固くなってしまうことも。家の中で絨毯体操やストレッチ、ブリッジなどバランスボールを使って遊ぶのもおすすめです。

プール遊び

家で気軽にできるスポーツではありませんが、泳ぐ、浮くという動作は日常では体験できません。全身運動にもなり心肺機能も鍛えられます。スイミングに通うのも良いですが、お休みの日は市民プールで遊ぶのもおすすめです。

アスレチック

様々な動きができて、楽しく運動できるものとして、休日は「アスレチック」のある公園や施設に出かけてみてはいかがでしょうか。宮城県内では、富谷市の「大亀山森林公園」、利府町の「宮城県民の森」、大衡村の「万葉クリエートパーク」、室内でも遊べる白石市の「こじゅうろうキッズランド」など様々な公園や施設があります。

ポイントは親子で楽しく続けること

運動系の習い事に入れるのも良いですが、小さい頃はぜひ親子で一緒に体を動かしてみてはいかがでしょうか。小さな運動習慣を日々続けて、無理強いをせず、親子で楽しみ、様々な運動に挑戦してみることが一番だと思います!

継続して続けてきた意外な運動に効果があり、子供が成長してから「小さい時のあの運動が効果的だった」と話す日がくるかもしれませんよ。

ライター/泉水四つ葉