秋本番!子どもと一緒に外に出よう!

落ち葉を持つ女の子

お彼岸を過ぎて、過ごしやすい気温になりました。いよいよ秋本番です。穏やかな気候で紅葉なども美しい季節は、子どもたちが外で遊ぶのに最適といえるでしょう。暑かった夏が終わり、寒い冬がやってくる前のこの季節は、さまざまなアクティビティが楽しめます。今回は、秋におすすめの子どもの外遊びを紹介しましょう。

落ち葉拾いとアート作り

秋といえば、いたるところで色とりどりの落ち葉を見かけます。仙台では10月後半から11月にかけて紅葉が進み、公園などにたくさんの落ち葉が積もってきます。落ち葉を拾いは子どもたちにとって楽しいだけでなく、自然に触れ、季節の変化を感じ取る良い機会。親子で散歩をしながら、形や色の異なる葉を集め、その後、家に持ち帰ってアート作品を作ってみてはいかがでしょうか。「押し葉」を作ったり、画用紙に貼り付けて動物や風景を描いたり、楽しい作品をつくってくださいね。

どんぐりや松ぼっくりを使った工作

秋は、落ち葉だけでなく、どんぐりや松ぼっくりが落ちているのを公園などで見かけます。これらを拾って家に持ち帰り、簡単な工作に親子で取り組んでみてはいかがでしょうか。どんぐりに色を塗って動物を作ったり、松ぼっくりを使ってクリスマス用のリースや飾り物を作ったり、自然の素材を活かした工作を手軽に楽しめ、また、子どもたちの手先の器用さや集中力を育てるのにも役立ちます。

自然観察ウォーキング

秋は、昆虫たちの活動も活発です。親子で自然観察のウォーキングを楽しむのもいいでしょう。公園や森、河川敷などを歩きながら、色づいた木々などを観察し、どんな虫や鳥たちがいるのか探してみるのもいいかもしれません。双眼鏡や虫眼鏡を持って行くと細部まで観察できるので、子どもたちも一層興味を持ってくれることでしょう。

ピクニック

爽やかな秋晴れの日には、ピクニックもおすすめです。近くの公園や広場にレジャーシートを広げ、家族でランチを楽しむことは、リラックスしながら自然と触れ合う絶好のチャンス。お弁当のほかに秋の果物などの季節を感じる食べ物を用意すれば、子どもにとってより特別な体験になるに違いありません。そして、食事後は簡単なボール遊びやかけっこなども楽しんで、身体を動かすのもいいでしょう。

芋掘り・収穫体験

秋といえば、収穫の季節でもあります。農園や体験施設では、サツマイモやジャガイモの芋掘り体験、果物の収穫体験を行っているところも多くあります。自分で土を掘って芋を見つけたり、普段自分が食べている果物を自分でもいだりする体験は、特別な思い出となることでしょう。自分で堀った芋を家に持ち帰って焼き芋やスイートポテトにしたり、収穫した果物でジュースをつくったり、家族で調理して食べれば、食育にもつながります。

サイクリング

気温が心地よい秋は、サイクリングにもぴったりです。近くの公園や川沿いのサイクリングロードを家族で一緒に走ると、運動不足の解消にもなりますし、風を感じながら季節の移り変わりを楽しむことができます。自転車に乗りながら、途中で木の実を拾ったり、休憩ポイントでピクニックを楽しんだりと、1日を通してアクティビティを楽しむことができます。仙台近郊では、名取市サイクルスポーツセンターで少し変わった自転車に乗ることもできますよ。

秋は、気候的にも外で過ごすのに理想的。子どもたちにとってはさまざまな体験を通して自然と触れ合うことができる季節といえるでしょう。落ち葉拾いや自然観察、芋掘り・収穫体験など、秋ならではの遊びを取り入れて、親子で一緒に楽しんでみてください。秋の風景や香り、自然の恵みを五感で感じながら、いい思い出を作ることができることでしょう。