子ども薬膳で、健やか生活 真冬編レシピ~前編~
「医食同源」の言葉通り、食べるものが健康に与える影響はとても大きなもの。
「子どもにも、体にいいものを食べさせたい!」と考えるママやパパも多いのではないでしょうか。
そこで、漢方理論から導く、この時期、子どもたちに食べさせたい「子ども薬膳」をご紹介。漢方臨床指導士漢方カウンセラーとしてさまざまな人たちの体の不調に耳を傾け、改善へと導いている大町桜花枝さんに、隔月でお話を伺います。
今週は、真冬に積極的に摂りたい食材を活用した、簡単レシピについて伺います。前編は、わかめと小エビを使ったレシピです。
腎が元気になる炊き込みご飯
腎の働きを助けてくれる「黒の食材」から用意するのは、わかめ。
また、身体の芯から温めて腎をサポートしてくれる小エビも準備しましょう。

米1合につき、水で戻した一掴み分のわかめ、そして大さじ2杯分の小エビを入れ、お酒をひと回し、塩をひとつまみ、水を入れて炊飯器で炊くだけ。

腎を元気にしてくれる食材をダブルで使用した「わかめと小エビの炊き込みご飯」の完成です。
海の香りがする炊き込みご飯には、旬の魚をおかずにするといいかもしれません。
おむすびにしてもおいしいので、お弁当に持っていくのもおすすめです。
<後編>では、簡単黒ゴマ担々麺を紹介します。
取材協力/大町桜花枝さん

ライター/岡沼美樹恵
大学卒業後、出版社に入社。編集局勤務を経て、1999年よりフリーランスに。以来、「河北新報」「中日新聞」などの新聞、「週刊TVガイド」「S-Style」などのエンタテインメント雑誌、「machinaviPRESS仙台」「河北ウイークリーせんだい」などのフリーペーパー、「手とてとテ」「マイベストプロ宮城」などのウェブ媒体で幅広く執筆活動を続けている。そのほか、観光パンフレット、企業パンフレット、広告コピーなど実績多数。ネットで人気の猫“まる”と“はな”のフォトエッセイ「英語で楽しむ!I am Maru.私信まるです。」(双葉社)では、翻訳と英語解説を務めた。