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公開:2023.1.13

子ども薬膳で、健やか生活 ~真冬編~<後編>

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岡沼 美樹恵

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「医食同源」の言葉通り、食べるものが健康に与える影響はとても大きなもの。

「子どもにも、体にいいものを食べさせたい!」と考えるママやパパも多いのではないでしょうか。
そこで、漢方理論から導く、この時期、子どもたちに食べさせたい「子ども薬膳」をご紹介。漢方臨床指導士・漢方カウンセラーとしてさまざまな人たちの体の不調に耳を傾け、改善へと導いている大町桜花枝さんに、隔月でお話を伺います。今回は「真冬」の薬膳<後編>です。

真冬に食べたいのは「黒」の食材

【腎】の不調は免疫力低下や老化を招くともいわれています。
黒ゴマ、黒きくらげ、黒糖、しいたけ、黒豆、わかめやひじきの海藻類などの黒い食材は腎の働きを助けてくれる食材たちばかり。ほかにもエビ、牛肉、羊肉は身体の芯から温めて腎をサポートしてくれます。その中でも特に羊肉は温める力が強く、虚弱体質であったり、なかなか疲れが取れなかったりするお子さま、さらには、ママの冷え性、産後の体力回復におすすめです。
親子で免疫力アップ、春に向けて元気に活動するための対策として温かいお食事のメニューにぜひ積極的に取り入れてみてください。

次週は、【腎】の調子を整えてくれる簡単レシピを紹介します。

取材協力/大町桜花枝さん

ライター/岡沼美樹恵

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岡沼 美樹恵

大学卒業後、出版社に入社。編集局勤務を経て、1999年よりフリーランスに。以来、「河北新報」「中日新聞」などの新聞、「週刊TVガイド」「S-Style」などのエンタテインメント雑誌、「machinaviPRESS仙台」「河北ウイークリーせんだい」などのフリーペーパー、「手とてとテ」「マイベストプロ宮城」などのウェブ媒体で幅広く執筆活動を続けている。そのほか、観光パンフレット、企業パンフレット、広告コピーなど実績多数。ネットで人気の猫“まる”と“はな”のフォトエッセイ「英語で楽しむ!I am Maru.私信まるです。」(双葉社)では、翻訳と英語解説を務めた。

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