寒い日が続く2月は、親子で免疫力アップ!
2月は1年の中でも特に寒さが厳しく、体調を崩しやすい季節。インフルエンザや風邪、胃腸炎なども流行しやすく、「また体調不良…」と感じているママやパパも多いのではないでしょうか。小さな子どもはまだ体力も免疫力も発達途中です。だからこそ、日々の暮らしの中で体を守る習慣を少しずつ整えていくことが大切です。
とはいえ、特別なことをする必要はありません。毎日の生活の中でできる小さな工夫を積み重ねるだけでも、子どもの体はしっかり応えてくれます。今回は、寒い時期を元気に乗り切るための「おうち習慣」を、食事・生活リズム・遊びの3つの視点からご紹介します。
「食」で元気に!
まず大切なのは、体を内側から温める食事です。寒い季節はどうしても体が冷えやすく、免疫力も落ちがちになります。そんな時に意識したいのが、温かい料理をしっかり食べること。味噌汁やスープ、鍋料理などは、体を温めるだけでなく、野菜もたっぷり摂れるので一石二鳥です。
先月の「薬膳メニュー」で漢方上級スタイリストの大町桜花枝さんがおすすめしてくれたように、「黒の食材」である海藻類やしょうが、長ネギを使ったメニューをつくってみましょう。お味噌汁に入れるだけでも、体の温まり方は変わってきます。そのほかにも、にんじん、大根、ごぼう、玉ねぎなどは体を温める食材として知られています。細かく刻んでスープに入れたり、煮込み料理にしたりすれば、小さな子どもでも食べやすくなります。

また、寒いと水分補給を忘れがちです。空気が乾燥する冬は、喉や鼻の粘膜も乾きやすく、ウイルスが入り込みやすくなります。こまめにお茶や白湯を飲む習慣をつけると、自然と体調を整えることにつながります。「遊んだら一口飲もうね」と声をかけるだけでも、子どもは楽しく続けられるものです。
生活リズムを見直して元気に!
次に見直したいのが、生活リズムです。寒い朝は布団から出るのがつらく、つい起きる時間が遅くなってしまうこともありますが、睡眠のリズムが崩れると体の調子も整いにくくなります。できるだけ同じ時間に寝て、同じ時間に起きる習慣を心がけましょう。
夜はぬるめのお風呂にゆっくり入るのもおすすめです。体がしっかり温まると寝つきも良くなり、深い眠りにつながります。寝る前に絵本を読むなど、毎日の“おやすみ前の時間”を決めておくと、子どもも自然と眠る準備ができるようになります。
運動で元気に!
そして意外と大切なのが、寒い時期の運動不足対策です。外遊びが減ると体力も落ち、免疫力にも影響します。とはいえ、毎日外に出るのは難しい日もありますよね。そんな時は、室内でも体を動かす時間をつくってみましょう。
例えば、音楽に合わせて踊ったり、クッションを並べてジャンプ遊びをしたり、親子で体を動かすだけでも十分です。短い時間でも体が温まり、血行が良くなることで、風邪をひきにくい体づくりにつながります。何より、笑いながら体を動かす時間は、親子の気持ちも明るくしてくれます。

さらに、この時期にぜひ続けたいのが、手洗いとうがいの習慣です。帰宅したらすぐ手を洗う、食事の前に必ず洗うなど、毎日の流れに組み込んでしまうのがポイントです。お気に入りのタオルを用意したり、「ばい菌バイバイしようね」と声をかけたりすると、子どもも楽しみながら身につけることができます。
2月は寒さのピークであると同時に、春に向かう準備の季節でもあります。体調を整えて元気に過ごすことは、新年度に向けた大切な土台づくりにもつながります。特別なことを頑張る必要はありません。温かいごはんを食べる、しっかり眠る、少し体を動かす。そんな当たり前の積み重ねが、子どもの健やかな成長を支えてくれます。
忙しい毎日の中で、「ちゃんとできているかな」と不安になることもあるかもしれません。でも、完璧を目指さなくて大丈夫です。今日は温かいスープを飲めた、今日は早く寝られた。そんな小さな一歩を大切にしながら、親子で元気に冬を乗り切っていきましょう。
大学卒業後、出版社に入社。編集局勤務を経て、1999年よりフリーランスに。以来、「河北新報」「中日新聞」などの新聞、「週刊TVガイド」「S-Style」などのエンタテインメント雑誌、「machinaviPRESS仙台」「河北ウイークリーせんだい」などのフリーペーパー、「手とてとテ」「マイベストプロ宮城」などのウェブ媒体で幅広く執筆活動を続けている。そのほか、観光パンフレット、企業パンフレット、広告コピーなど実績多数。ネットで人気の猫“まる”と“はな”のフォトエッセイ「英語で楽しむ!I am Maru.私信まるです。」(双葉社)では、翻訳と英語解説を務めた。