毎日の食事やおやつ、何つくろう…? そんな悩みを抱えているママやパパも少なくないのではないでしょうか? そこで今回から、季節ごとに旬の食材をつかった幼児食・離乳食メニューを、栄養士、幼児食マイスター、ベビーフードインストラクターなどの資格を持つ、大谷歩美さんに教えていただきます。
まずは初回ということで、大谷さんのご紹介から。
大谷さんは、ご自身が大変だと感じていた子育て経験を活かし、現在子育て中のママたちに情報を届けながら、笑顔を取り戻すお手伝いをしています。子どもとの関わり方、思考整理術、栄養学、美容、家族が笑顔になるアルバム教室など、さまざまな分野でのセミナー講師としても活動中です。
きのこご飯のおにぎり
そんな大谷さんが、秋の旬の食材を使ったメニューの1品目に選んだのは、「きのこご飯のおにぎり」。キノコに含まれる栄養成分は種類によって異なりますが、ビタミンDやビタミンBのビタミン類、カリウムやリンなどのミネラルのほか、食物繊維も豊富な“奇跡の食材”。特にビタミンDは、カルシウムの吸収を助けるとされ、骨や歯が成長段階にある子どもたちには、積極的に摂ってほしい栄養素です。
それではさっそく、材料から。
〇米 1合
〇ツナ缶 1缶
〇しめじ 30g
〇えのきだけ 30g
〇にんじん 1/4本
〇塩 ひとつまみ
〇醤油 小さじ1と1/2
【作り方】
1. しめじとえのきは軸をおとし、小さく切ります。にんじんは短冊切りにします。
2. 炊飯器にお米を入れ、油を切ったツナ缶・しめじ・えのき・にんじんを加えて、炊飯器の1合の目盛りより少し上まで水を入れて炊飯します。
3. 炊きあがったら、塩としょうゆで味付けをします。
4. 子どもが食べやすい大きさのおにぎりにします。小さく丸めてもOKですが、飲み込まないようにだけ気を付けてあげてください。
さつまいもまんじゅう
そして秋の食材を使ったおやつも一品ご紹介いただきました。それが、「さつまいもまんじゅう」。ビタミンCやビタミンB1、食物繊維が豊富に含まれているさつまいもをワンハンドで食べることができるおまんじゅうに仕上げます。
2人分の材料は、以下の通りです。
〇さつまいも1/2本
〇小麦粉 大さじ2
〇塩 少々
〇小倉あん(市販のもの)50g
【作り方】
1. さつまいもは、皮をむいて、水につけてアクを抜き、柔らかくゆでる。(蒸してもよい)
2. 柔らかくなったらさつまいもを丁寧につぶし、小麦粉と塩を混ぜ、まんじゅうの皮の生地を作る。
3. 2を手のひらで広げ、人数分に丸めておいたあんをのせて包み、5センチ角に切ったオーブンシートに乗せ、8分蒸す。
とっても簡単なのにおいしいご飯とおやつの完成。
おにぎりを丸めたり、おまんじゅうを丸く形成したりする作業は、子どもたちと一緒にやっても楽しいかもしれません。ぜひお家で試してみてくださいね。
教えてくれた人/大谷歩美さん
自身が大変だと感じていた子育て経験を活かし、現在子育て中のママたちに情報をお届けし、笑顔を取り戻すお手伝いをしている。子どもとの関わり方、思考整理術、栄養学、美容、家族が笑顔になるアルバム教室などさまざまな分野でのセミナー講師として活動中。
詳しいプロフィールは、こちら
【資格】
〇ママのスマイルクリエイター
〇栄養士、幼児食マイスター
〇ベビーフードインストラクター
〇食学アドバイザー認定講師
〇選択理論心理士
お問合せ、お仕事の依頼はこちらから