青葉区で新たに生まれた「結び子ども食堂」に行ってきたよ!
認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」が2025年12月に発表した全国の子ども食堂の件数調査報告。それによると、全国で3年連続、1,700カ所以上増えて「1万2,601カ所」に達したことがわかりました。宮城県内でも202カ所となり、子どもたちや保護者を含めた周囲の大人たちの居場所づくりの輪が広がっています。
そんな中、去る4月26日(日)に産声をあげた「結び子ども食堂」さんにお邪魔しました。
「初めてなので、準備が大変でバタバタで…」としながらも、取材に応じてくれたのは、代表の伊藤結さん。自身も2人のお子さんを育てるママである伊藤さんは、なぜ子ども食堂を立ち上げようと思ったのでしょうか。

「私の夫はラーメン店を経営していて忙しく、基本的に私が3歳と5歳の子どもを1人で見ています。土日も1人で2人を連れて出かけるのが大変なので、そういう時にこういう空間があったらいいなと思ったのがきっかけです。ほかの子ども食堂に行ってみて体験し、貧困支援というイメージではなく、本当に誰でも遊びに来られるような居場所を作りたいと思いました」
伊藤さんの思いに共感し、最強の助っ人となってくれたのが、実母の香織さん。
かつて保育士として働いていた香織さんに相談すると「『えっ、いいじゃん。ママも手伝うよ』って言ってくれて。それで副代表になってもらったんです。今日も母の保育士時代の仲間がお手伝いに来てくれたんですよ」と話します。

初回の「結子ども食堂」には、香織さんの仲間や調理師免許を持つ方、伊藤さんのご主人が営むラーメン店のアルバイトや、教育学部で将来小学校教諭を目指す学生などもお手伝いとして参加。それぞれが自分の得意なことを持ち寄って、子どもたち関わる姿が印象的でした。

調理を待つ間、子どもたちは新聞紙でかぶとをつくったり、紙コップの積み立て競争をしたり、とても楽しそう。
そしてお待ちかねのランチタイム。この日提供されたのは、ブロッコリーとプチトマト、ゆで卵のトッピングした甘口カレーと、旬のフルーツがたっぷりのフルーツヨーグルトでした。
親子で「おいしいね」といいながらカレーを食べ、ほのぼのした時間が過ぎていきます。

「みんなが集まれるような場所になって、本当に気軽に来てほしいんです。子ども食堂の存在を知らない人もまだたくさんいますし、知っていても自分が行っていいのか悩んでしまう人もいると思いますが、そういうのは関係なくみんなに来てほしいです。本当にみんなで楽しく遊ぼうという感じで、子どもたちが集まれるような場所ができたらと思っています」
次回の「結び子ども食堂」は、5月31日(日)。場所は貝ヶ森市民センターにて行われ、なんと腹話術ショーもあるのだそう。
事前予約制なので、興味のある方はぜひ、「結び子ども食堂」のInstagramをチェックしてみてください。ママやパパ、そして子どもたちの素晴らしきご縁が結ばれますように。
5月31日(日) 10:30~14:00(食事の提供は11:30~)
場所:貝ヶ森市民センター(仙台市青葉区貝ヶ森1-4-6) 駐車場あり
子ども:無料 大人:500円
事前予約制(定員20名ほど)
MENU:そぼろ丼、ポトフ、フルーツ
予約はInstagramのDMもしくはmusubi.codomo@gmail.comへ
大学卒業後、出版社に入社。編集局勤務を経て、1999年よりフリーランスに。以来、「河北新報」「中日新聞」などの新聞、「週刊TVガイド」「S-Style」などのエンタテインメント雑誌、「machinaviPRESS仙台」「河北ウイークリーせんだい」などのフリーペーパー、「手とてとテ」「マイベストプロ宮城」などのウェブ媒体で幅広く執筆活動を続けている。そのほか、観光パンフレット、企業パンフレット、広告コピーなど実績多数。ネットで人気の猫“まる”と“はな”のフォトエッセイ「英語で楽しむ!I am Maru.私信まるです。」(双葉社)では、翻訳と英語解説を務めた。